• 保育士コラム
  • 資格取得

令和6年度末までの特例!保育士が幼稚園教諭になるには働きながらがお得!

更新日:2021年10月25日


幼稚園教諭になるには、国家資格である「幼稚園教諭免許状」が必要です。幼稚園教諭免許を取るにはいくつかの方法がありますが、今回は、既に保育士資格を持っている方向けに働きながらお得に得る方法をご紹介します。この特例制度は令和6年度末までとなっているため、要件に当てはまるかどうかを確認し、漏れなく資格取得し、キャリアの幅を広げてくださいね。


幼稚園教諭になるには?


幼稚園教諭の免許を取得するには、専門の教養課程を有する専門学校、短期大学、大学で学び、卒業する必要しなければなりません。幼稚園教諭免許状は「専修」「一種」「二種」の3つに分かれており、それぞれ取得方法が異なります。


■専修免許状


大学院の養成課程で学位(修士)を取得し、卒業する。

■一種免許状


大学の養成課程で学位(学士)を取得し、卒業する。

■二種免許状


短大や専門学校の養成課程で学位(短期大学士・学士・専門士のいずれか)を取得し、卒業すること。もしくは、保育士として3年以上の実績を積み、大学で決められた単位を8単位以上取得すること(特例制度)。

二種免許を取得する際に必要な単位は、大学の通信講座で取得可能です。(既に学士を取得され、保育士資格がある方は一種免許の取得。)1から幼稚園教諭を取得しようとすると、大変な時間と労力、お金が必要になりますが、保育士の勤務実績がある場合は少ない単位での取得が可能です。ただし、注意しなければならないのが、この制度は令和6年度末までの特例制度だということです。将来的に幼稚園で働きたい!こども園で働きたい!という気持ちの方は是非お早めに取得に向けて取り組みましょう。

※コラム作成時点での文科省情報を元に作成しています。制度変更がある場合がございますので、最新情報は文科省HPでもご確認ください。

【参照】【文部科学省HP】幼稚園教諭の普通免許状に係る所要資格の期限付き特例


当サイトでは全国の保育士の求人状況についてご紹介しています。
お気軽にご相談ください!




【関連コラム】


幼稚園教諭免許の更新が廃止の方向!なぜなくなるの?