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保育士が後輩指導をする時の3つのポイント
更新日:2021年09月13日
後輩が出来たが、どう指導をすれば良いか悩んでいる保育士さんも多いのではないでしょうか?
嫌われたくないし、言わないと本人の成長に繋がらない。
ましては、子どもたちに影響が出てしまうのが1番良くないですよね。
本日は、保育現場で後輩指導をする時に役立つ3つのポイントをご紹介します。
優しさだけではない、頼られる先輩を目指していきましょう。
【1】褒めの言葉掛け
良い行いに対して、褒めるという点を気にかけ、小まめに声掛けを行うことは大切ですね。
〇〇ちゃんのお母さん、△△先生(後輩名)の日誌を呼んで喜んでいたよ!など、
日々の気づきは積極的に伝えていきましょう。コミュニケーションが活発になりますし、
先輩のあなたが自分をしっかり見てくれているという安心感につながります。
【2】支持は明確に
全体の流れを把握しきれていない後輩は、ざっくりとした指示をしてしまうと、どう動けば良いか困ってしまいます。
伝える時は5W1Hに基づいて、考えましょう。
Who(だれが)When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)
の抜け漏れがないか確認することで、情報の過不足に気づきやすくなります。
「いつまでに、誰が、何をするのか」が明確になり、お互いに安心感を持って、働くことができます。
【3】あなたはどう思う?の問いかけを
【2】で具体的な指示をすると記述をしましたが、後輩が自発的に考えて、
解決策を導き出すということも段々と必要になってきます。後輩の成長のためには
背中を押してあげることも大切です。
例えば、仕事の手順に対して質問をあなたが受けたとしましょう。
その際に、「あなたなら、どうする?」と一言添えてあげましょう。
後輩が「私は~したいと思います」という提案に対し、問題なければ「良いじゃない!やってみて!」と後輩の意見を尊重し
実行の手順に入れるよう背中を押してあげましょう。
また、補足しなければいけない場合は、「〇〇というのはとても良いと思うけれど、~点が足りないので~したらどうかな?」
と評価をしながら、提案をします。ここで後輩は自分の考えで何が足りないのかが分かります。
また、最初のうちは自分の意見を言うこと自体が難しい場合もあるでしょう。その際はう~んと考えている後輩に
「今、何で1番困っている?心配?」と手順や解決策が見いだせない原因を探ってみましょう。この対話を繰り返す中で
後輩自身が自ら考える力が養われます。そして、出来たことや新しくチャレンジしたことに対しては大いに褒めることが大切です。
いかがでしたでしょうか?
上記を実施していくには、後輩を気にかけ、対話の機会を増やすことが求められます。
また、時には後輩が失敗したり、間違ったりして注意をしなければいけない時があるでしょう。
そんな時は、嫌われたくないを理由にして、うやむやにしてはいけません。
良い時も悪い時も、しっかり伝えることが大切です。両方ができて、はじめて
信頼される先輩となります。褒めと注意のバランスと、一貫性のある態度を心掛けましょう。
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