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ブランクがある保育士の志望動機の書き方
更新日:2021年06月28日
保育士の仕事を辞め、「やっぱり保育士として再就職したい」と思った際、
「志望理由」をどう記載しよう…。と悩まれる方も多いのではないでしょうか。
本日はそんなお悩みを抱えている方に志望理由で抑えるべき3つのポイントをお届けします!
ポイント1 :保育士を辞めた理由
保育士を退職した理由は何ですか?1度、保育士を離職し、他業種に転職された方の場合、
採用担当者は「また同じ理由でうちの園を辞めてしまわないかな?」という不安を感じます。
「多くの人が保育士以外の仕事をしてみたかったから」という理由になるかと思いますが、
更に「なぜ?」という部分を自身で深堀していきましょう。また、合わせて辞めた理由が
他責ではなく、自分の姿勢や職場環境が変わることで継続していけることをアピールしましょう。
(例)保育理念が合わなかった
前職では行事に力を入れる保育園でした。保護者の皆さんには毎回楽しみにしていただき、
やりがいを感じていましたが、「行事に向けた」練習ありきで子どもたちの外遊びや大好きな工作の時間を削らざるを得なくなりました。
誰のための行事?と考えた時に、子どもの寄り添う保育がしたく転職を考えた。
(例)人間関係
コミュニケーション不足が多く、1人で抱える業務量が多かった。
自分の仕事をやり抜く責任感は身についたが、これからはチームで連携を取りながら仕事をしていきたい。
そのために自分から積極的にコミュニケーションを取る姿勢を大切にし、周りに働きかけていきたい。
(例)給与が低かった
給与が低いとダイレクトに伝えるのはNG.評価制度が整っていなかったと自分の頑張りに対して評価が見えにくかった点に触れましょう。
その際は、応募先の園の取り組み状況を調べた上で話すよう心掛けましょう。
ポイント2:保育士として復職したい理由
他業種に転職して保育士として復職をしたいと思った具体的なエピソードはありませんか?
1度、保育園から離れたからこそ、見えてきた点などを記載していきましょう。
(例)保育園に預けられない保護者のから保育士が足らないと聞いて、自分の資格を活かしたいと思った。
ポイント3:異業種で得た知識をどう保育士として再度活かしていけるか
保育業界で離れたからこそ、身についたスキルはありませんか?
その点が最後に記載できると、あなたのスキルを活かしてどう貢献ができるかを採用担当者に
強く印象付けることができます。
・事務で働いていた場合PCスキルをはじめ、書類作成やITツールの知見が深く、業務を効率的に進められるでしょう。
ペーパー文化からICT化で変革している保育業界の中では、PCに苦手意識を持つ、現場経験が長い保育士の先生のサポート役になれるはずです。
・営業や接客経験がある場合
保護者に対して、日々の様子を伝えたり、相談を受けたりする際、これまでのコミュニケーションスキルを存分に生かせるでしょう。
相手がどういう伝え方をしたら、嬉しいかな、伝わりやすいかな、などお客様目線に自然と立てる姿勢は大きな武器になります。
・飲食店でのキッチンや工場などで働いていた場合
「作る」という面を見れば、保育園では制作物を作る機会も多く、手先の器用さに自信がある際は、多方面で活躍が期待できます。
いかがでしたでしょうか?
1度保育の仕事を離れてしまったけれど、
復職できるかな?とご不安な方、
大丈夫です。ブランクがある方も歓迎している
園は多くあります。
ただし、求人は多数ありますので、
どんな保育園で働きたいか?自身の中で
希望条件の軸を持って、探すことが
満足いく転職活動で大切になってきます。