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保育士が突然辞める前にすべき4つのこと
更新日:2021年06月17日
保育士として働いていると、園の教育方針と合わない、人間関係が良くない、給料が安すぎるなど色々な不満を抱えることもあると思います。
「辞めてやる!」と思い、辞表を叩きつけたくなる衝動に駆られることもあるでしょう。
しかし、ちょっと待った!
後先考えずに、辞めてしまったら、あなた自身が後悔することになるかもしれません。
ここでは、保育士が退職する前にしておきたい4つの事柄を紹介します。
もくじ
保育士が突然辞める前にすべきこと
準備万端に整えてから、退職をしよう
保育士が突然辞める前にすべきこと
保育士が突然退職する前にするべき4つのことを紹介します。
1.上司に退職の意思を相談する
たとえあなたのなかで「明日辞めるんだ!」と思っても、まずは上司に相談すべきです。
事前に相談せず、ある日突然職場に来なくなってしまったら、周りの人も困惑してしまいます。
たとえ、どんな急を要する理由(ex.医師からドクターストップがかかった、家族の介護をせざるを得なくなったなど)があったとしても、原則、2週間前には伝える必要があります。
2週間前に意思を伝えておけば、法律上はとくに問題ありません。
「もうやめるから何でもいいや」と上司に相談することなく、勝手に辞めることだけは絶対にやめましょう。
2.退職の理由を伝える
法律上は問題ありませんが、その後の人間関係などのためにも、できるだけ退職理由は伝えておいたほうがいいでしょう。
理由はなるたけネガティブでないもののほうがいいです。
ただし、だからといって嘘を書くのはやめておきましょう。
3.引き継ぎを行う
辞める際には、必ず引き継ぎをしましょう。
子どもたちのそれぞれの性格や行動の特徴、傾向、その子のことがよく分かるエピソードなどをまとめておくといいでしょう。
また保護者の性格や行動の特徴、育児への関心度、子どもたちとの関わり方、園に対しての要望・クレームなども伝えておくと、後任の保育士は仕事を進めやすくなります。
一日の流れやクラスのルール、保護者に個別に連絡しなくてはならない事項などもしっかり伝えておきます。
ほかの保育士に迷惑をかけないようにしましょう。
4.次の職場を探しておく
まだ保育士として働き続ける気持ちがあるのであれば、できれば退職する前に次の職場探しをしておきましょう。
今の職場に不満を持っているかもしれませんが、それが次の職場で必ず改善されるとは限りません。
勢いで辞めたはいいものの、次の職場がなかなか見つからず、何となく受かった園に勤務しはじめたら、前より待遇が悪くなったということもあります。
現在の園に不満があったとしても、もしかしたらほかの園よりはいいかもしれません。
退職する際は、ほかの職場のことをよく調べ、比較したうえで、辞める決心をしましょう。
準備万端に整えてから、退職をしよう
保育士が突然辞めるのは、避けるべき事態です。
ある日、急に辞められてしまうと、保育園だけでなく、保護者も子どもたちも困ってしまいます。
退職する際は、しっかり直属の上司に報告し、後任の保育士に引き継ぎを行いましょう。
できれば次の職場も、退職する前に見つけておいたほうがいいでしょう。
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