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保育士に多いうつ病の症状と悩みとは?
更新日:2021年04月25日
保育士のなかにはうつ病に悩まされている人もいます。
大切な子どもたちを預かる職場。だからこそ、つらいことや苦しいことも多く、なかには人知れず悩みを抱えている人もいるでしょう。
そんな苦労の絶えない、保育士が抱えているうつ病の症状とは?
「私、もしかしたらうつ病かも?」と感じている人は、下記の症状に当てはまるか、確認してみてくださいね。
もくじ
保育士にありがちなうつ病の症状を紹介
うつ病は心のSOS!気づいたらすぐに休ませてあげて
保育士にありがちなうつ病の症状を紹介
保育士がよく抱える4つのうつ病の症状をお伝えします。
1.憂うつ、気分が悪い
朝起きてもやる気が出ない、身体が重い。
食欲が湧かなかったり、ぐっすり眠れなかったりする人もいると思います。
このような症状が2週間ぐらい続いたら、うつ病を疑ってもいいでしょう。
最初は「ちょっと疲れているのかな?」ぐらいにしか思わないかもしれませんが、何をしても改善されないようでは、これは立派なうつ病です。
心療内科に相談に行くなど、対処法を考えましょう。
2.頭痛、肩こり、動悸などがする
うつ病の症状が、身体に表れる人もいます。
覚えのない頭痛や肩こり、動悸などがずっと続くようでしたら、うつ病の可能性があります。
「うつ病は心の病気」という認識が一般的ですが、最近は身体にその症状が表れることも学術的に証明されています。
そのため、「なんだか最近、頭や肩が痛い」という人は、原因不明の場合、うつ病も疑ってみたほうがいいかもしれません。
3.過度な体重の増加または減少
うつ病がきっかけで、過食症や拒食症になってしまう人もいます。
最近、食欲がコントロールできない、という人はうつ病の可能性を疑ったほうがいいかもしれません。
特に見た目での中傷を受けた場合などは、過度に自分の体型を気にして、過食または拒食などの行為に走ってしまうことがあります。
「食欲がない」または「つい食べ過ぎてしまう」といった場合も、一度心療内科に相談したほうがいいでしょう。
4.興味を持てなくなったり、イライラしやすくなったりする
好きだったことに興味が持てなくなったり、少しの言動にいらだってしまったりする。
何かあるごとに不安を隠せなくなったり、自分を責めてしまったり、つい物事を悪いほうばかりに考えたりしてしまうのも、精神面に問題が生じている可能性があります。
感情の起伏が激しくなるのも、うつ病が原因かもしれません。
好きなことをして気晴らしをしようにも、やる気が出ない。
イライラして、集中できない。
そのようなときは、まず心も身体も休ませて、ゆっくり状態を整えてから、次の一歩に踏み出しましょう。
うつ病になる保育士の方は少なくありません。詳しくはコチラの”うつ病になる保育士が増加してしまう原因”の記事をご覧ください。
うつ病は心のSOS!気づいたらすぐに休ませてあげて
やる気が出ない、食欲がない、眠れない、何だか身体が重い…。
すべて気のせいだと思っていませんか? それはあなたの心が発しているSOSかもしれません。
SOSを無視して、無理し続けていると、いつか心がポキンと折れてしまいます。
そうなると、復帰するのにも時間がかかります。
大切な自分自身を守るためにも、うつ病のサインに気づいたら、すぐさま精神科や心療内科などに相談する。
そして、適切な処置を受けて、新たな生活を始めていきましょう。
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