- 保育士コラム
保育士を辞めて後悔する人の特徴
更新日:2021年01月04日
転職を検討されている方の中には保育士の仕事を辞めて、
違う職種に転職をしたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ちょっと待った!!
せっかく憧れていた他職種に転職しても、保育士を辞めて後悔する方が多くいらっしゃいます。実はそういった方にはある共通した特徴があるのです。
隣の芝は青く見える…かもしれない。
転職して「こんなはずじゃなかった」と後悔したくない方へ本日のコラムをお送りします。
それではどうぞ!
■保育士を辞めて後悔する人の特徴は?
保育士を辞めて後悔する人からは下記の声が多く寄せられます。
■思っていた以上に激務で給与が安かった
■成果として求められることが数字
■こどもが好きだと再確認した
【思っていた以上に激務で給与が安かった】
何かと世間では保育士の給与は安い安いと言われがち。
違う職種に転職すれば収入アップに加え、残業や持ち帰り仕事から解放される!と期待して転職される方もいらっしゃいます。
しかし、アパレルやコスメの販売員、一般事務などの職種の中には保育士の給与より少ない場合も多くありますし、
同じく残業や持ち帰り仕事がある職場も存在します。給与というキーワードだけで言えば、保育士不足解消のため、
より長く働いてもらうために、住宅手当や福利厚生が一般の会社より充実している園もあります。
未経験の分野に挑戦する上でも慣れるまでは保育士の仕事以上に苦労する場面もあるかもしれません。
【成果として求められることが数字】
一般の企業に勤めた場合、保育士の仕事以上に「数字」つまり売り上げや、生産性や効率化が求められる可能性があります。
目には見えない過程を大事にする保育士の仕事と比べると、即効性が感じられず、成果が目に現れないと
評価されないことの方が多いでしょう。
その際にこれまで自分が感じていたやりがいとミスマッチを感じてします方も多くいらっしゃいます。
【こどもが好きだと再確認した】
1度はこどもと接する環境に疲れ、距離を置いたものの、仕事をしている中でこどもたちの姿が頭に
よぎることが多くあります。嫌だという理由が実は最も仕事をしている中で喜びに感じていたと
再確認するのがこのパターンです。全く違う職種だからこそ、客観的に保育士の仕事を見つめ直して、
戻りたいと思う気持ちが強くなります。
■他職種に転職して後悔しないためには?
後悔してしまう方の共通した特徴の中に「とにかく保育士から離れたい!」と衝動的に転職を決めてしまう方が多いです。
未経験の職種には20代までしかチャレンジできないかもしれない!
そんな思いから転職したい理由を置き去りにしてしまうケースがあります。
そうした場合、前述に挙げた理由で早々に転職したことを後悔するのです。
あなたの転職理由は本当に保育士職から他職種に理由でしょうか?
保育士を辞めなくても職場を変えることで解決する理由ではないでしょうか?
今一度自己分析をしっかり行いましょう。
【実践編】