- 保育士コラム
保育士を辞めたい・転職したいと思ったらするべき3のこと
更新日:2020年11月11日
今、保育士を辞めたい、違う園に転職をしたいと悩まれている方に
お届けする3つのやるべきこと。
辞めるのは本当に簡単です。後悔しないためにも
転職活動を始める前に3のことを実践しましょう。
すべて実践をしてみて「今、仕事を辞めるべきかどうか」をもう一度冷静に考えてみてくださいね。
保育士を辞めたい・転職したいと思ったらするべき3のこと
1:なぜ辞めたいのか理由を明確にしよう!
2:転職を誰かに相談しよう!
3:退職後をイメージしよう!
1:なぜ辞めたいのか理由を明確にしよう!
人間関係、給与、残業や業務量の多さなど転職理由は人それぞれ。
辞めたい理由は何なのかを明確にしましょう。
また、保育士以外の職種に転職を考えている人は保育士ならではの理由なのでしょうか。
仕事環境を変えることで保育士として継続的に仕事ができないか考えてみましょう。
~やってみよう~
① 紙に転職したい理由を自由に書き出してみましょう
(例)残業が多い、同じクラスの担任と合わない、保育方針が合わない
→ここでは思いつくまま沢山書いてみることが大切です!
② ①で書いたワードに対して「なぜなのか?」と深堀しましょう
(例)残業が多い→なぜ?→作成する書類が多いから
同じクラスの担任と合わない→なぜ?→気分屋で機嫌がいい時と悪い時があるから
保育方針が合わない→なぜ?→からだを沢山動かした保育と言いながら外遊びが少ないから
③ ②は自分の努力で解決できないか?を考えましょう
掘り下げた内容に対して、それは自身の努力で改善できる課題でしょうか?
(例)作成する書類が多いから→自身の能力向上でカバーできないか?他と比べて本当に多いのか?
気分屋で機嫌がいい時と悪い時があるから→コミュニケーションを自分から取りに行くようにしてみても改善しないか?
からだを沢山動かした保育と言いながら外遊びが少ないから→室内で工夫できることはないか?
③で重要な点は転職理由が「他責」になっていないかを確認することです。
新しい転職先でも同じような課題が出てくる可能性があります。その時、自身で解決する努力と経験をしていない場合、
同じように転職を繰り返してしまいます。
転職をしたい!という気持ちが強いとすぐに行動に移りがちですが、まずはこの転職理由を探るステップを大切にしましょう。
このステップを踏むと、自然と転職する上で希望優先度や自分の強みなども見えてきます。
2:転職を誰かに相談しよう!
職場環境を良く知る同僚とは別に他の園で働いている人や異業種で働いている人にも相談をしてみましょう。
ここで大切なのは客観的に自分の置かれている状況がどうなのか確認することです。
転職をしても課題になり続けないか、転職するにはスキルや経験が不足していないかを把握しましょう。
上司やリーダーに相談するのはちょっと待った!
闇雲に自分の気持ちが整理できていないうちに上司やリーダーに相談するのは避けましょう。
結果的に勤務を継続することになった際、
「あの人は1度転職を考えた人」「再度転職を考える可能性があるかも」という目で見られ、
異動や担当決めの際にも心配されてしまう場合があります。
まずは近くの同僚や同期に転職したい理由などを話し、客観的に見てその理由がどうなのか意見を求めましょう。
上司やリーダーに相談をする時は退職意志が固まったタイミングにするのを心掛けましょう。
同業種、異業種の第三者の意見を聞いてみよう!
職場環境を良く知る同僚とは別に他の園で働いている人や異業種で働いている人にも相談をしてみましょう。
ここで大切なのは客観的に自分の置かれている状況がどうなのか確認することです。
転職をしても課題になり続ける理由なのか、転職するにはスキルや経験が不足していないか把握しましょう。
3:退職後をイメージしよう!
・保育士なのか他職種なのか
・保育士であればどういった施設で働くのか(保育園、幼稚園、病児保育、養護施設、ベビーシッターなど)
・いつから働き始めるか
を明確にイメージしましょう。
どういったスケジュールで動くべきか事前に計画を立てることが大切です。
希望する求人がすぐに見つからないこともあります。
転職先が決定する前に退職するのは極力避け、退職を伝える前に次の職場探しをしていきましょう。
失業期間が長いと履歴書や職務経歴書上で空白の期間が生まれ、転職をするにあたり不利になっていきます。
いかがでしたでしょうか?
転職はなりたい自分になるための1つの手段です。
あなたが人生の中で大切にしていることは何でしょうか?
お金?仕事で得るやりがい?家族との時間?
人生は一度きりです。
他人の意見を大切にしつつも最後はいつも自分で選択することが後悔しないための第一条件です。
また少しでも転職をしたいなぁと考えているのであれば、まずは行動してみることも大切です。