【新人保育士向け】保育園の連絡帳の書き方と例文・コツ

更新日:2025年03月14日


新人保育士さん向けに、保育園の連絡帳の書き方を解説! 保護者に伝わるコツや例文、よくあるNG例を紹介。『何を書けばいいの?』『クレームにならない?』と悩む方へ、すぐに使えるポイントをお届けします!

1. なぜ連絡帳が必要なの?


保育園の連絡帳は、単なる日々の記録ではなく、保護者との重要なコミュニケーションツールです。特に、子どもは自分の体調や気持ちを詳しく説明することが難しいため、保育士と保護者が連携を取ることで、より良い保育環境を作ることができます。

1-1. 連絡帳の役割とは?


連絡帳の役割は主に以下の3つです。

1. 子どもの様子を共有する
・園での生活の中で、子どもがどのように過ごしているかを保護者に伝えます。また家庭内での様子、体調なども知らせ合うものです。

2.保護者の不安を軽減する
・保育園ではどのような遊びをし、何を食べ、どんな体調だったかを知ることで、保護者の安心感につながります。

3.保護者との協力関係を築く


保育士と保護者が連携することで、子どもの成長を共に支え、協力関係を築くことができます。

1-2. 連絡帳を活用することで生まれる効果


・保育士が園での子どもの成長や変化に気付きやすくなる。
・保護者が家庭での様子を伝えやすくなり、園との一貫性を持たせられる。
・保護者と保育士の信頼関係が深まり、相談がしやすくなる。

連絡帳を適切に活用することで、子どもにとってより安心できる環境が整うのです。

2. 連絡帳の基本的な書き方を理解しよう!


連絡帳には、子どもの一日の様子を記録するだけでなく、保護者が安心できるような工夫が求められます。基本的な項目を押さえ、わかりやすく伝えましょう。

2-1. 連絡帳に記載する基本情報


体調:朝の様子、日中の体調の変化、発熱や咳などの症状の有無。
食事:食べた量や好き嫌い、食べている時の様子など。
遊び:どんな遊びを楽しんでいたか、友達との関わり方。
発達:新しくできるようになったことや興味を示したことや本人なりのこだわり。
気づき:普段と違う様子や、保育士が感じたこと、本人の表情や言葉など。

2-2. 伝え方のポイント


・簡潔でわかりやすい文章を心がける。
・保護者が安心できるようなポジティブな表現を使う。
・過度に主観的な意見は避ける。
・さらに、5W1Hを意識して記載するとよい連絡帳になるでしょう。

例:「今日はお絵かきに夢中になり、最後まで描き上げた時には満足げな「出来たよ」と嬉しそうにお話してくれました。
例:今日はクラスのお友だちと園庭でダンゴムシ探し。真剣な表情で何匹もバケツに入れて見せてくれました。

3. すぐに使える! 連絡帳の例文集(シーン別)


連絡帳に記載する内容は、日によって異なります。具体的な例文を紹介します。

3-1. 楽しく過ごした日の例


「今日は、おままごとに夢中で、お友達と一緒にお店屋さんごっこを楽しんでいました。」
「お散歩がとっても楽しみだったようで道中もうきうきした様子で機嫌よく歩いていました」

3-2. 体調がすぐれなかった日の例


「今日は水遊びを午前中した為、疲れが出たのか昼食中に眠くなってしまいました。午睡後は機嫌よく遊んでいました。
「今日は朝から少し眠そうに過ごしていました。昼食はよく食べていましたのでお家での様子をまた明日教えてください」

3-3. 成長を伝える例


「今日は初めて自分から『ありがとう』と言えました!」

このように、シンプルながらも具体的なエピソードを交えることで、保護者に伝わりやすくなります。

4. 先生の印象が良くなる! 連絡帳の書き方のコツ


連絡帳を書く際には、保護者が安心し、信頼を寄せられるような書き方を意識することが大切です。

4-1. ポジティブな表現を意識する


「苦手な野菜も自分から少しずつ口に運ぶ様子がありました!」

4-2. 簡潔でわかりやすい文章


「午前中は元気に遊び、お昼寝もぐっすり眠りました。」
「どこでどんな遊びをしてどんな表情だったか」など
適切な表現を使うことで、より良い関係が築けます。

5.新人保育士がやりがちなNG例と注意点


連絡帳を書く際には、避けるべき表現もあります。

5-1. 不安を煽る表現


「今日はまったく食べませんでした!」
→「今日は遊び疲れたのかいつもより食事の進みが遅く、半分くらい残していました」

5-2. 主観が入りすぎる表現


こちらも極力避けた方がいいでしょう。

5-3. 曖昧な表現


「少し元気がないように感じました。」
→「午前中は●●をして静かに過ごすことが多かったですが、午後からは笑顔も見られました。」

適切な言葉遣いを心がけましょう。

6. こんなときどうする? 保護者からの難しい質問・要望への対応


保護者からの質問には、慎重に対応することが大切です。

6-1. 「家では○○しないのに、園ではどうですか?」


例えば「園ではクラスのお友だちも〇〇しているので、一緒に〇〇する様子が見られますが、また是非ご家庭での様子をお聞かせください」

6-2. 「うちの子、成長が遅い気がする…」


成長に関しては表記が難しいので新人の段階で独断で連絡帳に記載することはあまりしない方が良いかと思います。(伝え方でトラブルになるになりやすいため)
返答に難しい内容は先輩や管理職に意見をもらう、記載内容をチェックしてもらってから保護者に伝達する方がいいでしょう。

このように、適切な対応をすることで、保護者との信頼関係を深められます。

7. まとめ


以上が、保育園の連絡帳を書く際のポイントと具体例です。新人保育士の皆さんも、これらのコツを押さえて、保護者との良好な関係を築いていきましょう!