- 保育士コラム
保育士が新園で働くメリット・デメリット
更新日:2020年10月16日
新園で働くことを希望条件の1つとして
就職活動をされている方もいらっしゃるかもしれません。
オープニングスタッフとして勤務する上で
メリット、デメリットは何だろう?
どんな人に向いているの?
と思われる方も多いのではないでしょうか。
本日はそういった疑問や応募時の自己PR方法についてご紹介します!
[もくじ]
■新園で働くメリット
■新園で働くデメリット
■新園のオープニングに向いている人は?
■求人の注意点
■応募する際の自己PR方法
■新園で働くメリット
新しい施設で働ける
1番イメージが付きやすいのがこちらではないでしょうか。
新園は建物自体が新しく、また近年の保育環境を考えて、工夫を凝らした施設が多いのが特徴です。
1日の大半を過ごす職場環境だからこそ、こだわりたいと思う方も多いですよね。
人間関係
人間関係に不満を持って退職される方が職種問わず多いのが現状です。
特に保育士さんの仕事は多くの場面で同僚や先輩とコミュニケーションを交わす必要があります。
古くから同じメンバーで運営されている園に途中から入っていくのはなかなか勇気がいるもの。
新園であれば、人間関係も1からスタートするため、そういった不安や心配がなくスタートできます。
自分で作り上げる楽しさ
既存園に比べ、園の中でのルールを自分たちで考える場面も多くあります。
アイディアを実現し、1つ1つ形にしていく中で、 達成感ややりがいを非常に感じやすい環境です。
保護者の理解が得やすい
1から作り上げるという点では保護者さんと共に保育園を作っていくことになります。既存園のように去年はどうであったと
比べる対象がないため、一緒に築き上げるという意味で協力してくれる保護者さんが多いです。
■新園で働くデメリット
業務量の多さ
新園立ち上げ時は通常の保育に加え、常に新しい課題をこなしていかなければいけません。
行事1つ取っても装飾や進行表の転用ができず、初年度はかなりの労力が必要となります。
1から作り上げる喜びがある反面、その過程が苦しい、辛いと感じてしまう方もいるかもしれません。
経験者に負担がかかりやすい
経験豊富なメンバーばかりではなく、新卒者や経験が浅いなど様々なキャリアの人が同僚になります。
そのため、新園の立ち上げや保育士としての経験が長いほど、他のメンバーのサポートをする場面も多くなってきます。
■新園のオープニングに向いている人は?
新しいことに挑戦することが苦にならず、逆に楽しい!と思える人
業務負担や乗り越えなければいけない課題も多いからこそ、そこに面白みを感じられる人がやりがいを持てる環境です。
そのため、決まったルールの中で変化を好まない人や自ら率先して業務を改善することに抵抗がある人は
苦痛に感じてしまうかもしれません。
他人の意見に耳を傾けられる人
新しいメンバーの中で様々な意見が出るため、時には意見が衝突してしまうこともあります。
そのため、他人の意見を受け入れ、柔軟に対応できる人が向いています。
チャレンジ精神旺盛で1人でこなし過ぎても孤立してしまう原因になってしまうかもしれません。
業務を1人で抱えず、周りに相談できる人
新しいことにチャレンジしていく中で、自分でアイディアを出したものはどうしても発案者に業務が偏りがちになります。
特に挑戦したい、実現したいと熱意が強い人に多い傾向にあります。
ただし、限られた時間の中で実現していくにはメンバーの協力が必要です。
業務過多にならないように1人でできないことはできないと誰かを頼る強さがある人が長く続けられます。
■求人の注意点
勤務開始はいつからか
オープニングの場合、事前に立ち上げ準備を行うため新年度4月より前に勤務がスタートする場合があります。
勤務がいつから開始になるかによっては退職時期を調整する必要がでてきますので、その点は注意しましょう。
■応募する際の自己PR方法
新園のオープニングに向いている人でも紹介をしましたが、 「新しいことに挑戦し、成し遂げる」ことに
やりがいを感じられる人が活躍できる環境です。
そのため、今までの経験で
①どんな課題を自分で発見したか
②どう解決したのか
③その際に周りのメンバーとどう協力をして成し遂げたのか
を説明できるようにしましょう。
特に③の周りのメンバーとどう協力していくのかは 新園の立ち上げ時に非常に重要なスキルとなります。
自己PRは あなたが自分の園で働きだしたら、
どういう働き方をしてくれるだろうか ということを採用担当者にイメージさせるものです。
新園のオープニングに向いているかな?と自分の経験と照らし合わせながら、 自己PRを考えてみてくださいね。
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