• 保育士コラム

必見?!失敗しない求人票の見方【保育士版】

更新日:2020年10月02日


新しい職場を探すために、どんな保育園・幼稚園があるのか

まずは【求人票】を見る事から始める方が多いですよね。

でも、

とりあえず見てはいるけれど、
「どれも同じ様に見えて正しい見方が分からない!」
となると、せっかく始めた転職活動もスタートが悪いとやる気が下がってきてしまいます。

安心してください!多くの方が最初にぶち当たる壁です。

「こんなはずじゃなかった!」
と後悔しない転職活動にするために

正しい求人票の見方をこのコラムではご紹介します。

それではどうぞ!!


【もくじ】


■求人票の項目について理解しよう

―ポイント①雇用形態

―ポイント②募集職種

―ポイント③施設形態・定員

―ポイント④勤務時間

―ポイント⑤給与

―ポイント⑥休日休暇

―ポイント⑦福利厚生

■転職における優先順位を決めよう~重要!~


【求人票の項目について理解しよう】


―ポイント①雇用形態


正社員、契約社員、パート・アルバイト、派遣等

異なる雇用形態があります。各雇用形態によって、勤務時間や給与などの待遇が異なりますので、違いを確認しましょう。


―ポイント②募集職種


求人には保育士・幼稚園教諭だけでなく、看護師、栄養士、調理師、用務など様々な職種を募集しています。

自身が希望する職種の募集であるかを確認しましょう。


―ポイント③施設形態・定員


保育園、小規模保育園、企業主導型保育園、幼稚園等、施設形態で勤務時間や定員数に違いが生じます。


―ポイント④勤務時間


〇時~〇時の中で〇時間勤務でのシフト制、固定勤務可能、週〇時間~勤務可能など勤務時間を定めています。

正社員や契約社員であっても固定勤務可能な求人もあるため、雇用形態とセットでこちらは確認しましょう。


―ポイント⑤給与


額面での記載をしている求人票がほとんどです。

額面とは会社から支払われる合計金額を示します。具体的には、基本給と通勤手当(交通費)、時間外手当(残業手当)などの

各種手当です。ただし、こちらは会社によって表記が異なるため、額面の金額の内訳を確認しましょう。

賞与額に関しては基本給の〇カ月分と詳細記載がある場合、年〇回など金額表記がなく支給回数のみの場合など様々です。

業績によって変動する場合もあるため、必ず満額支払われるものではないことを理解しておきましょう。


―ポイント⑥休日・休暇


休日と休暇に関してはさまざまな種類があります。違いを理解しておきましょう。

<完全週休2日制>


毎週2日以上の休日が定められている形態。曜日の指定がないのであれば、土曜・日曜が休みとは限りません。

一般的には毎週土曜・日曜が休みの場合、「完全週休2日制(土曜・日曜)」などと記載されます。

保育園での勤務の場合、土曜日出勤や行事等で日曜・祝日出勤を伴うこともあるため、シフトにより出勤することもあります。


<週休2日制>


1か月の中で1週以上、週に2日以上の休みが取れるもの。

(例)毎週日曜日と第2土曜日が休みという場合、週休2日制となります。

そのため、最低月に5日以上は休日があることになります。


<年間休日〇日>


年単位での休日数表記。

年間115日の場合:年間土日100日+年間祝祭日約15日の合計日数。

年間120日の場合:週休と祝祭日の他、会社ごとの夏季休業や年末年始休業、特別休暇を含んでいる。

年間105日の場合:完全週休2日ではないケースや祝祭日を休みと定めていないケース。


―ポイント⑦福利厚生


社会保険完備=雇用保険、労災保険、厚生年金保険、健康保険の4つに加入できます。中には、

社会保険だけではなく、職員の働きやすさやリフレッシュを目的に、様々な福利厚生を独自に用意している法人もあります。

例えば、研修制度、給食費無料、保養所の完備、持株会、映画館・飲食店などの割引サービス。

誕生日や結婚記念日等のアニバーサリー休暇。なども様々です。


■転職における優先順位を決めよう


ここまで求人票の項目についてチェックポイントを確認しました。

ただし、重要な点は「今回の転職で何を1番実現したいのか」を明確にしておくことです。

今回あなたが転職する理由は何ですか?重要視するものを上から順に3~5個ほど書き出してみましょう。

たとえば、収入をアップしたい。

ワークライフバランスを考えて休みが多い会社で働きたい。

小規模保育園で働きたい。

など人によって内容や順位も異なるはずです。

書き出した順が求人票を見る上で重点的に見る項目です。

ここがはっきりしないといくら沢山の求人を見ていても迷子になってしまいます。
転職活動をする上での優先順位(軸)を明確にしましょう。