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保育士でも幼稚園免許の更新は必要か?

更新日:2021年06月17日


保育士として働くにあたって必要な“保育士免許”は更新する必要がありません。

しかし過去に幼稚園免許を取得した人は違います。

幼稚園免許は教育職員免許法に基づいて10年に1回更新しなくてはなりません。

ここでは、幼稚園免許を持っていながら、保育士として働いている人向けに、免許更新についてお伝えします。

もくじ


幼稚園免許は更新が必要?


幼稚園免許の更新はしたほうがベター!


幼稚園免許は更新が必要?


幼稚園教諭免許は、学校の教員免許と同じように、更新が必要となります。

理由としては、最新の教育事情や最近の保育環境の変化などについて学ぶ必要があるからです。

幼稚園教諭免許を更新すれば、働く幅を広げることができます。

保育士であっても、将来、幼稚園や認定こども園などで働きたいと考えている方は、更新するようにしましょう。

幼稚園教諭の免許の更新方法


幼稚園教諭の免許更新の流れを紹介します。

1.講習の申請


有効期間満了日を確認し、それまでに30時間以上の自身が対象者である講習を受講します。

旧免許状の場合、修了期限は、修了確認期限にて確認できます。

受講可能な講習は、免許状更新講習の認定一覧にてチェック可能。

講習は、「必修領域」「選択必修領域」「選択領域」の計3種類です。

以下、それぞれの内容です。

◆幼稚園免許更新の講習内容◆

①必修領域(6時間以上)

免許状の種類に関係なく、全員が受講します。

国の教育政策や世界の動向、教育観について、子どもたちの生活の変化に応じた課題や最新の知見などについて学びます。

②選択必修領域(6時間以上)

種類や勤務している学校の種類によって、選択できる範囲が変わってきます。

例えば、幼稚園教諭免許の保持者の場合、学習指導要領の改訂についてや危機管理上の問題、道徳教育、英語教育、情報教育などについて学んでいきます。

③選択領域(18時間以上)

受講者が任意で選択できます。

幼稚園教諭の場合、子どもの発達や成育について、教育の歴史、幼児教育の在り方などさまざまなテーマについて学びます。

対象の職種に応じた講習を受講する必要があります。

たとえ幼稚園免許の保持者であっても現在勤務していなかったり、これからも幼稚園教諭として働く意思のなかったりする方は受講できません。

受講したい講習が見つかったら、指定の方法に従って、申し込みをしましょう。

2.受講


各大学等で、講習を修了します。

30時間以上の講習を受講したら、修了証明書を発行してもらえます。

3.申請


修了確認期限の2カ月前には、申請手続きを行いましょう。

修了証明書と一緒に、勤務する学校がある各都道府県の教育委員会に更新講習修了確認の申請をします。

その後、更新講習修了確認証明書を発行してもらいます。

幼稚園免許の更新はしたほうがベター!


幼稚園免許の更新についてお伝えしました。

保育士として働いていても、将来、幼稚園や認定こども園などで働きたいと考えている方は、ぜひ更新をおすすめします。

免許を更新して、働く場所の幅を広げていきましょう!

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